Dr.FUKUDA's Blog Pages
熱き思いを徒然なるままに
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2014/08/26

栃原先生の基本資料の徹底マスターセミナー

4月から非常に忙しい理由の1つはスタディーグループを始めたことです。エーテボリやイタリア、東先生の歯周病コース、KDMのコースに参加した関西の先生中心で、スカンジナビア医療を目指そうという趣旨です。このスタディーグループの名前はKDMをまねて「KDHM」としました。そのKDHMで講演会を開催しました。

24日、日曜日、熊本開業の栃原先生をお招きして講演会が開催され、参加してきました。前日に栃原先生を交えての懇親会。北新地の「ぬのや」という和食のお店。美味しい料理にビールをぐいぐいいっていました。話の内容が大事ですね。講演会の打ち合わせや、スタディーグループのあり方ですかね。さて、場所を移し、「バープルミエ」へ、こちらでは、赤ワインをたらふく頂き、楽しい時間をすごしました。

  

日曜日は大阪松風さんの会場をお借りして、20数名の歯科医師、歯科衛生士があつまりました。各歯科医院で撮影した口腔内写真やレントゲン10枚法を栃原先生に見ていただきました。その後講義へ、基本である口腔内写真撮影のポイントやレントゲンについて詳しく解説していただきました。

  

昼食後は、レントゲン撮影の実習、そして口腔内写真撮影の実習と、聞くだけではなく参加することができました。その後、栃原先生の症例プレゼンテーションを見せていただき、とても美しい仕上がりでした。また基本の資料があることで、しっかりとした診断ができ、治療計画が立てられるとのことでした。

講演終了後はグランキューブへ、こちらも忙しい理由の1つなのですが、9月のインプラント学会でケースプレゼンテーション試験を受験しようと思いポスターを作成し、見ていただきました。こちらも修正の必要があり、あー忙し・・・です

2014/08/22

ヒバーチを探して パート2

前回はてびちそばの紹介でした。今回は旅ログです

  

毎年、沖縄に行くのですが、今回みたいに天候に恵まれなかったことはなかったです。でも、プールや海では十分に遊べますがね。通り雨みたいのがあります

  

夕食時に大雨が降り、仕方なくホテルで食事をしました。こちら中庭ではエイサーをやっています。小学校低学年の子も一緒に踊ってました。あいや〜〜〜

  

今回、天候がわるく最終日はホテルで遊んで帰るのではなく、ドライブして空港に向かいました。お目当ては古宇利島、写真は古宇利大橋で島に渡ります。島っていっても、車で10分くらいで1周できました。タワーもできていましたが、ネットにいいことが書いていなかったので、パスしました。そして名護へ向かう途中に「くろちゃん」に入りました。おばーのやっている美味しいお店でした。昼食事を終えて、「沖縄アウトレットモールあしびなー」へ、普段は買い物はしないのですが、今回はショッピングです。アウトレット品が比較的安めの値段でそろっていました。沖縄物産店へ、みつけました「ヒバーチ」1つお買い上げです。多分家ではピパーチって呼ばれるんだろうな・・・   おしまい

2014/08/20

ヒバーチを探して パート1

ほとんど、食べ物、外出のブログになっていますが、もう少しおつきあいを・・・今年の夏休みも沖縄にいってきました。20年以上毎年、沖縄にいっています。今年はヒバーチを探しにいきました。ヒバーチってなにかわかります? 最初は「ピパーチ」だと思っていました。調べるとヒバーチが正解のようです。こーれーぐーす(島唐辛子)は「これぐーすく」と発音していました。「ヒバーチ」とは石垣の香辛料のことです。昨年、石垣で劇的な出会いをして、今年は「ヒバーチ」を探す旅です。チャーハンやラーメンにかけると「まいうー」です。

食べログと旅ログにわけます

本日は食べログ

  

那覇空港に到着すると、必ず「うるかそば」で、てびちそばを注文です。かつおだしが最高。うどんだしにラーメンそしてコラーゲンたっぷりのてびち(豚足)は絶品です。右写真は「名護曲」のてびちそばです。「名護曲」は「なぐまりい」と発音するみたいです。こちらはそば屋というよりレストランです。そして必ずシークアーサーを購入します。今回は2リットルを2本購入しました。空港で買うより割安なんです。

  

続いては「さらばんじ」のゴーヤチャンプルです。見た目よりもボリューム満点。注文は1品にしましょう。右はホテルのソーキそば、万人うけしておいしいのですが、なにか物足りないんだなー。

  

今帰仁村にある「くろちゃん」今回初めていきました。味わいのあるおかんの店でした。こちらもてびちそばです。最後にオリオンビール。今回は天気がわるく、どしゃ降りのタイミングもありましたので、あまり、外にはでませんでした。

2014/08/18

「咬合性外傷と歯周病」

福知山市がまた水没です。木曜日からの雨で福知山が報道されているように大変なことになっています。お盆休みは沖縄にいっていました。土曜日の神戸空港着の飛行機で帰ってきましたが、飛行機が20分遅れで離陸、神戸から舞鶴若狭道を使いましたが、西紀サービスエリアを過ぎたあたりから、カミナリになり、大雨になりました。こんな雨の中運転したことのないような状態でした。無事福知山に11時に到着しましたが、午前1時半に避難勧告がでました。家で爆睡してしまいました。ちょっと大雨の運転で疲れたもので・・・

NAVERから勝手に拝借しました 

お盆休みの前の日曜日、10日は東京エルバ開催の「咬合性外傷と歯周病 ワンデイコース」に参加してきました。講師はエルバの岡本浩先生、スカンジナビア医療を日本に伝道し当医院もその流れで治療をしています。昔は歯周病の原因は咬合からくる、といわれた時代がありました。だから早くかみ合いグラグラする歯は咬合調整が必要だと思われていました。現在も思っている歯科医師は多いのだそうです。多くの論文を引き合いにだして、歯周病の原因はプラークであり、咬合からではないということでした。現に、グラグラした歯を削っても歯周病は治ることはなく、グラグラした歯を連結したとしても歯周病は治ることはないのです。歯周病の原因はプラークなので、プラークコントロールが必須だということでした。いつも岡本先生には歯周病の話を聞くので、咬合の話、1日コースは新鮮でした

2014/08/05

シンプル歯周治療セミナー神戸

6月28・29日の2日間にわたり神戸で開かれたシンプル歯周治療セミナーに参加してきました。私が一番始めにこのセミナーを受けさせてもらったのは10年程前です。それまでは学校で習った少しの知識と、1年に2回くらい受けていた研修会だけで何の疑いもせずに歯科衛生士の仕事をしていました。始めて参加したときは、目からうろこの衝撃を受けたことを今も鮮明に覚えています。目の前がパーッと開けたようでした。それと同時に、それまでの自分がもの凄く恥ずかしく思えた事もはっきりと覚えています。私に歯科衛生士としての自身をつけさせてくれたセミナーです。歯科衛生士の資格を与えてくれたと思っています。セミナーには色んなコースがあるので全部受講させてもらいました。 世界の歯周治療の第一人者と言われている教授の講演会にも参加してきました。 更に、スェーデンのイェテボリ大学での研修に参加できた事はとても良い経験になりました。これらのセミナーで学んだことや教えて下さった先生方、先輩の歯科衛生士さん、出会った歯科衛生士の皆さんは私の宝物となっています。セミナーは1回参加したら終わりではありません。歯科医療の世界も刻々と進歩しています。色んな研究が行われているようです。その研究結果を直に聴く事もできますし、岡本先生や竹内先生が歯科衛生士にもわかりやすいように、また臨床に生かせるように講演して下さいます。やはり毎年参加する必要があるでしょう。今では歯科関係の専門雑誌を読んでいても、何が正しくて何が間違っているかわかるようになりました。今回も楽しみにして参加しました。

  

1日目と2日目前半は岡本先生による生物学から始まりました。歯周組織についてしっかり復習できました。続いて発生学。上皮。付着と吸着の違い。歯周病菌。岡本先生の力が一番入ったのが免疫学でした。免疫反応、アレルギー反応について。難しいので会議室の端から端まで使って劇仕立てで教えて下さいました。
2日目後半は竹内先生による歯周治療です。天然歯の特徴・骨吸収。歯周疾患の原因・発現・進行・症状・診査方法。患者さんへの情報提供・最終目標などでした。一言たりとも聞き逃したくないと思ってしまう竹内先生の講演でした。
最後は岡本先生による30年間にわたるメインテナンスの症例を見せて頂きました。原因除去治療を徹底的に行われて、修復治療は必要最小限にされていました。メインテナンス治療を長期間継続されて歯を残すことができたという症例でした。
人には防御機能があること。防御機能が働かないようにすることが大切。免疫は何かが起これば働き出す。プラークがあったら防衛隊が働くので働かないようにする必要がある。歯科衛生士は防衛隊の最前線の司令塔なのだということです。免疫学を勉強してそれがよくわかりました。患者さんにも筋道立てて説明することができます。歯周治療をとてもシンプルに考えることができるようになりました。話すこともかなりまとまってきています。患者さんがお越しになってからメインテナンスが始まるということも実感しています。患者さんにこの歯科医院を選んで良かったな、この人(歯科衛生士)に診てもらっているから大丈夫だと思ってもらえるようにしたいと思います。そのためには患者さんに、歯 周病を治してくれる、これからも悪くならないように管理してくれる、と理解してもらえるようにする必要があります。私達歯科衛生士は、自分が誰で何をするものか、きちんと伝えるようにしなければいけないということがよくわかりました。自分の知識を再確認できるよい研修会になりました。岡本先生、竹内先生、お疲れのところ一緒に写真撮って頂いてありがとうございました。また次のセミナーに参加できるのを楽しみにしています。大先輩の歯科衛生士の上田さんには、福田歯科医院の院内セミナーに来て頂けるようにお願いしてきました。楽しみにして待っています(遠いので申し訳ありませんが…)。
一緒に受講した歯科衛生士の恩田さん、梅田さん、中嶋さん、真理ちゃん、えっちゃん、休憩時間にはたくさん意見交換しましたね。楽しかったです。また研修会でお会いしましょう。
最後になりましたが、院長。研修会に参加させて下さってありがとうございました。臨床に生かしますので見てて下さい。               (伊藤ゆかり 記)