矯正後、抜歯となりました。実は矯正前から保存することは難しいと説明していたのですが、患者さんが、だめなら抜歯をします、とのことでしたので・・・
やはりダメでした。歯の無いところには治療が必要なのですが、①何も入れない ②義歯を使用する ③ブリッジ作製する ④インプラント治療をおこなう など考えられますが、患者さんの希望でブリッジを作製することとなりました。抜歯を同時に前後の歯を形成して、仮の歯を入れておきます。抜歯部位が治癒したら最終の印象をおこなっていきます 2本抜歯前準備はこちらをクリック |
上顎左右第1小臼歯(犬歯の隣)の2本を抜歯しました
上顎第1大臼歯にはバンドを付けるため、青色のセパレートゴムを入れていきます。下顎も抜歯をして矯正していくのですが、まずは上顎から・・・
青色のゴムが歯間部分を広げ、バンドを入れるスペースを作ってくれます 矯正を希望してはこちらをクリック |
27日の日曜日は大阪へインプラント研究会109回例会に参加してきました
3名の先生方の講演がありました。「高出力コールドレーザーの歯科治療への応用について」久保先生が講演されました。次に「補綴前処置としての矯正治療を積極的に応用し長期的安定を目指した症例」長田先生が講演され、最後は「エルビウムレーザーによるマイクロエクスプロージョンを用いたインプラント周囲炎の治療」山本先生でした。なかでも興味があったのが、インプラント周囲炎をレーザーで治療する考えです。インプラント表面は顕微鏡レベルでは凸凹な構造になっており、骨細胞と結合しやすいようになっていますが、一旦感染がおこり、プラークが入り込むと、バイ菌がこの凸凹に入り、よい棲み家となってしまうのです。インプラント周囲炎の治療が困難なのはこれが理由なのです。しかし、レーザーで、インプラントの表層の凸凹を取ってしまい、その部位を無菌化することができるようなのです。すごいことですね。今後このような治療がごく普通におこなわれるようになるでしょう。医学の進歩はすごいです 大阪口腔インプラント研究会 第107回例会はこちらをクリック |
26日土曜日は午後の時間を利用して、ペレランベリ教授講演のテープ起こしをしました。あと少しでおわります。結構しんどいんですよね・・
土曜の午後は先生と衛生士3人でペレランベリ教授講演のテープ起こしを行いました。 ペレ先生の写真はこちらをクリック |
フェースブック、ツイッター、そしてラインと情報伝達の方法は変化をとげています。全部やっていませんが・・・アセアセ
違った意味での情報伝達もあるので困ったものです 下顎左右の部分セラミック修復をしていきます。仮の歯を使用してもらい、咬み合わせには問題ないことを確認しております
作業用模型とできあがりです
次回からインプラントの補綴にとりかかっていきます 左側のテックはこちらをクリック |
模型での診査診断です。結構これが重要になってきます。咬み合わせが深く、審美的に修復していかないといけません。歯の長さや幅、出具合などワックスで試行錯誤していきます
模型で骨の厚みが違うのがわかります。骨の厚みのないところにインプラント埋入はできません。ここは4本の欠損なのです。太く長いインプラントだと2本で対応できますが、細くて短いインプラントだと3本、または4本必要です インプラント埋入プランはこちらをクリック |
脱離を主訴に来院されました。歯科医院はかなり久しぶりだそうです。予防やメンテナンスのお話しをして、興味のある患者さんは、口腔内写真を撮らせてもらっています。かなり画一的な写真が撮れるようになってきました
前歯の金属、目立ちます。が本人はそんなに気にされているようではありません
前歯の歯の色も少し変わってきています
次回は検査とレントゲンです |
保存することは難しいと言ってはじめた矯正、歯並びは綺麗になってきたのですが、やはり保存の限界です。右下前歯2本を抜歯することとなりました。合計歯が3本なくなります。義歯かブリッジかインプラントか、治療の方法はいろいろあります
利点欠点を説明したところ、ブリッジでの治療を希望されました。下顎前歯2本を削って仮の歯にして、ブリッジの準備をしていきます(矯正の装置、ブラケット、は外しています)。 歯頚ラインの変化はこちらをクリック |
矯正を希望して来院されました
そんなに凸凹ではないのですが、下顎の左右犬歯がきになるのと、口元がもっこりしているのを治したいとのことです。模型を採得してレントゲンを撮影、診査診断していきます |
インプラントの手術が終わり、治癒をまちます。その期間を利用して他の部位の補綴処置を進めていきます
補綴物を作製するときには、出来るだけ凸凹のないように作っていきます。このため、既存する歯牙に合わせて作製すると上手くいかないことが多々あります。そのため、あらかじめテックを作って口腔内で使用してもらい、問題がなければ最終の被せ物を作るようにしています
テックは必ず咬合器に付着して間接法で作製します。めんどうなことではあるのですが、これが治療の「こだわり」です 光造形ステントはこちらをクリック |
矯正が終了しました。装置を外して、模型を比較してみます
左の写真が術前で、右の写真が術後です
側方も凸凹がなおっています
×のついている歯を抜歯しています。5本抜歯です
こうして比較すると、上顎前突がよくわかります。術後は大人しい口元になりました
歯列弓も拡大して綺麗な歯並びになっています
保定装置を今後1年半くらい使用してもらいます。詳しい治療内容はブログを参考にしてくだい 矯正装置除去はこちらをクリック |
前歯4本に対して、インプラントの治療計画をしていきます
左上(画像では右上)の部分に大きな膿を作っており、大きな骨の欠損があります。ある程度骨が回復してくるものなのですがどうでしょう
こちらから見ると、骨の幅が狭いのがわかります。ナロータイプのインプラントを4本シュミレーションしてみました。結果的に3本のインプラントで上部構造を延長のブリッジというかたちで修復することとなります ワックスアップはこちらをクリック |
本年も症例に講演会に海外研修に、そしていろんなお店、順次アップしていきます
さて
左上の犬歯挺出するような力を加えています。左写真と比較して、2〜3ミリでてきているのではないでようか。歯頚ラインが自然な感じがします ブラケット付け直しはこちらをクリック |
本日は歯科衛生士紹介です
中井真智子:更に患者さんのセルフケアが上達するように、患者さんが教えてほしいと思えるような説明ができるようにしたい。患者さんの為になるように知識を増やしたい 伊藤ゆかり:患者さんの治療方針・治療計画など先生と話し合ったり意見できるようになるのが理想的なのでミーティングなども活用し知識を増やしていく。これまでは歯周治療というと、患者さんと衛生士だったが、これからは患者さんと先生と衛生士の3人の信頼関係を深めていくことで歯周治療を成功させたい。メンテナンスに続けて来院して下さる事に満足しないようにする 芦田就栄:縁上のコントロールが確立していないことには病気はなおらないので、患者さん各々にあったアプローチの仕方で、患者さんが縁上をコントロールできるようにしたいです。正しい姿勢を身につける。 福田早苗:歯を長持ちさせるためいはセルフケアがとても大切です。セルフケア向上のため患者さまにとって押しつけではなく、受け入れて頂けるような歯ブラシ指導を心がけたいです 他に歯科技工士が1名です。ほとんどの技工物は院内で作製しています 最後になりましたが院長から一言:歯科医院はチームワークの仕事です。スタッフがいれくれてよい歯科医院ができあがります。院長は時計の動力みたいなもの、潤滑に時計が動くように本年も向上心を持って取り組んでいきます 昨年の衛生士紹介はこちらをクリック |
本年も以下のスタッフで頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。衛生士が1人出産で休職、1人が退職しています。後は昨年と変わりません。院長として共に働くスタッフ、大変な場合もあるのです。当歯科医院はメンテナンス、予防を中心に、歯周治療、補綴治療、審美治療、インプラント、矯正に力をいれています。興味のある衛生士の方、現在衛生士募集中です。ご一報ください。まずは病院見学から・・・
そして本年の目標 片岡国代:忙しい中でも、診療がスムーズにいくように常に色々なところに目を向け把握しておくようにする。患者さん1人1人に合った対応を心がけ、次の来院につながるように気を配る 古川智子:今年度で10年目になるので、初心に返り、患者さんへの対応、言葉使いやスピードに気をつけ、確実なアシスタントを目指す 井川洋子:技工補助をする時間がきまってないので、効率よく早めにできるようにする。患者さん第1に考えて、声をかけたり様子をみて、受付、アシスタントで接する スタッフ紹介 2012はこちらをクリック |
今年も福田歯科医院をよろしくお願い致します!
|