Dr.FUKUDA's Blog Pages
熱き思いを徒然なるままに
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2014/04/25

cum grano salis

 水曜日と土曜日の午後はインプラントの手術がない日は、院長や歯科衛生士が参加した勉強会のICのテープおこしをしています。当初は院長と歯科衛生士で作業していましたが、昨年からは助手さんにも加わってもらっています。ICも1個、2個、3個、4個と増え、PC(動かしづらいのですが)も使い、作業がよくはかどるようになりました。イヤホンも初めは白と黒だけでしたが、レッド、コバルトブルー、ピンク、サーモンピンク、と色も豊富に揃っています。イヤホンは性能だけじゃ物足りないんです。色が大事なんです。誰にも言っていませんが、色物のイヤホンが増えたこととても嬉しかったんです。綺麗な色を見ているだけでウキウキしていました。たかがイヤホンと思われるかも知れませんが……そ れにしても院長が可愛い色の…買われている所を思い浮かべると…見直しましたよ、院長! 欲を言うならその日の気分によってもっと色、替えたいな、なんてねー。
 ということで、今は2014年のスイスデンタルアカデミーのベーシック、アドバンスコースと関野先生の講演会の分をしています。皆で並んでするのですが、30分経ったら席を立って1つずつ横にずれて違うのをするようにしています。こうする事で特別に休憩を取らなくても、3時間くらいなら続けて作業できます。今日は14時から19時までするので途中で30分休みます。そうじゃないと疲れて能率が下がりますし、集中力もなくなってしまいます。その30分の貴重な休み時間は、いつも院長の差し入れのお菓子をガツガツ食べて鋭気を養っています。今日は、後日院長が福知山歯科医師会でミニレクチャーをするためにパソコンにまとめられた資料を見せて頂きました。(ホントは「ちょっと見てくれない?」っ て頼まれたのですが)私達がいつも勉強していることがわかりやすくまとめてありました。どんどん進めていくと、初めて見るものが次々に出てきました。ドクター向けなんでしょうけど、説明してもらったら私達も理解できるはずなので、またの機会にもっとじっくり見せてもらうことにしました。何事も難しくても細かい所まで勉強した方が理解し易いと思いますから。そうこうしているうちに30分はあっという間に過ぎ、16時半から19時までは一気に作業しました。いつもはすぐに集中が切れる○○さんも、今日は何かに取り憑かれたかのように頑張っていました。偉いよ!ご褒美にワインをいっぱい呑ませてもらってね。
 実は今日は久々の慰労会なんです。最近は研修会などで院長不在で、私達だけで頑張っていたものですから。以前にも行ってとても美味しかったので、”バール クン グラーノ サリ”に決めました。イタリア料理のお店です。院長も5月にイタリアに研修に行かれるので、その話をするとお客さんが多くて忙しいにもかかわらずシェフが色んな話をして下さいました。お店の名前の由来、お師匠さんの事や言われた言葉、福知山にお店を出されたいきさつや結婚のことなど色々。イタリア語の料理のレシピ本も見せて頂きました。イタリア料理が”好き”っていうのが伝わってきました。何でもすぐ飽きてしまうそうですが、イタリア料理は奥が深くて全く飽きないと言われていました。長澤まさみ似の奥 さんは笑顔がとても素敵で可愛くて美味しい料理に花を添えてらっしゃいました。ワイン選びの時は説明を聞いて、院長話が盛り上がっていましたね。最近院長は忙しくて食事する時間があまりないらしく、少食になられたみたいですが……私達は食べますよ〜。院長はワイン選んでて下さいね〜。前菜は何にしようかな。まずは2つ選ぼう。これとこれ、これはいるでしょ。これも絶対美味しいし、これもお願いします。結局、全部じゃない!

  

 まずは前菜で出てきたのは、”水牛のモッツァレラとトマトのサラダ”あっさりしていてスッと口の中でなくなる感じ。いくらでもいけます。色鮮やかなサラダでした。
 次は”イタリア産、生ハム、サラミの盛り合わせ”盛り合わせの上に更にポテトオムレツやブロッコリーやキノコ類のソテーにしたものなど盛り合わせてくれてました。

  

 待ってました。”本日のトスカーナ式オムレツトルティーノ”イタリア産ホワイトアスパラが入っています。なめらか。シェフがおっしゃってました。「イタリアへ行かれたら、是非、アスパラを食べて下さい。」と。
 お次は”マッシュルームのオリーブオイル煮”マッシュルームがこんなに主役になるなんて。素敵。スープにパンを付けるとピリ辛でいくらでも食べられます。

  

 何を食べても美味しいからパスタはもうお任せします。”活アサリのナポリ風スパゲッティ”を出して頂きました。ナポリ風ということでプチトマトであっさりと仕上がっていて、これもいくらでもいけます。
 リゾットは”本日のおまかせリゾット”を前菜を選ぶより先にオーダーしていました。(大好物だとだと言う人がいるので)イタリア産グリンピースが入っていました。小粒なんですね。グリンピースってそんな好きって感じじゃないんですが、これは美味しかったです。甘いっていうのか。まずリゾット自体があっさりしていて、これまたいくらでも入りました。院長の分まで食べてしまったような。わんこそばのように食べたら入れてくれてましたね。今思い返すと。

  

 メインは”骨付き仔羊ロース肉の香草焼きスコッタディート”3本を4本にしてくれてました。香ばしいこと、ワインによく合います。メインの前にシェフが心配してくれてました。「結構召し上がられましたけど、まだ大丈夫ですか?」って。「大丈夫でーす。」「作って下さーい。」「持ってきて下さーい。」皆で一斉に口々に叫んでしまってました。
 勿論ドルチェは絶対に外せませんよ。食べずには帰りませんよ。”ラム酒香るパンナコッタ”ボリュームがあってびっくり。ラム酒もほどよくて食べやすいんですよ。3皿頼んでいて、2人で食べちゃいました。幸せ。
 お店の方とも楽しくお話しながらの食事はとても美味しかったです。これこそ最高のおもてなしですよね。シェフ、奥さんありがとうございました。また来ます。院長、久しぶりにありがとうございました。ご馳走様でした。”今日の疲労は明日の活力”です。仕事頑張ります!!
 明日からはまた院長の本意である症例をアップして下さいね。    

2014/04/22

プラークコントロールセミナー実践編

昨日、東京であったプラークコントロールセミナー実践編(半日コース)に行ってきました。
今回は午後からなので、早朝に福知山を出発しました。田舎者なので、乗り換えがスムーズにいけるか心配していましたが、案の定有楽町で迷ってしましました。でも、口と耳と目があったので、何とか新富町まで到着しました。

  

肝心なセミナーなのですが、1番のりで着いて、前から2番目の席でしっかりきくことができました。
最初に、衛生士の大金さんの講義を聴いて、2人1組での術者と患者さんになってのTBI、TBI後2人で感想を述べ、代表者の発表、次に衛生士の立川さんの症例を自分なりに考え、検討、発表と自分達で考えシェアする、いつもとは違った講習会で時間もすぐに過ぎました。
大金さんの講義も、毎日行っているPTCだけに、非常に関心をもってきくことができました。その中で、私の特に印象に残ったことは・・・

口腔衛生指導=セルフケアの確立のことであり、そのためにはその人の状況にあったその人にとっての適切な器具の選択、その次に正しい評価ができないとおうちでのセルフケアのサポートができない、次に来院して頂ける様なサポートはできているのか。
セルフケアの行動の変化の5つのステージは
   無関心期→関心期→準備期→行動期→維持期
 その患者さんが今どのステージにいるのか考えないといけない、無関心期
 を準備期にもっていくにはどうしたらよいか、維持期にあった人でも生活
 環境の変化などで逆戻りすることもある。
 無関心期の患者さんにとって、第一印象というものは大切で、印象が悪け  
 れば、話を聞いてくれない。

歯ブラシ指導は強制しない、規格化しない、楽しめる、気持ちいいと感じること、受け皿になってあげる事が大切であり、歯科医院でしかできないものでないとだめ。赤染めしてここに残っていますよというのは良くない。(鏡を見てもらいどう思いますか?気になっているところは、どうしますか?やってみて下さいというふうに、もっていくやり方をされている。)

口腔衛生指導が続かない理由は、楽しくない、同じ事ばかり繰り返す、心がこもっていない、いつも同じ事ばかり、磨けてないとばかり言われる、結果が見えない

患者さんには口腔内のちょっとした変化(咬んだの?、口内炎とか)も、次回きていただくためにも、必ずお伝えする

患者さんが、望んだ時に望んだ治療ができるように普段から口腔内環境を整えておく必要がある

その他、盛りだくさんお話しして頂きました。

その後の、TBI、立川さんの症例の検討会では、こんな意見もあるんだと思うような意見も出ていました。
個人的にも、各歯科医院でもやり方も違うと思いますが、衛生士という同じ立場での皆さんの意見も聞くことができ、非常に有意義なセミナーでした。
勉強してきたことを、今日からの診療に生かしたいと思います。

                       (芦田 就栄 記)

2014/04/21

術前と術後

左側が術前で、右側が術後です。カメラが変わりましたので、縦横の比率が違います。すこし見にくいいですね。あしからず・・・

  

上顎はすべて被せています。咬合の高さを少し高くしています

初診時、プロービング時に出血する部位は80カ所ありました。また、4ミリ以上で出血するポケットは32カ所ありました。

長期にわたる歯周治療の結果、プロービング時に出血する部位は5カ所、4ミリ以上で出血するポケットは0カ所になりました。

1本抜歯することとなりましたが、咬むことにはなんら問題はありません。

2014/04/20

術後6ヶ月

治療後半年たちました。写真をアップしていますが、ほとんど変わりありません。当然ですが・・・変わった方がこまります。

治療も大変なのですが、これを長年に渡って維持することの方がもっと難しいのです。

  

半年もてば、1年もちます。1年もてば、3年もちます。3年もてば、5年もちます。5年もてば10年もちます。10年もてば20年、30年もつでしょう。(トラブルもありますが)

  

メンテナンスが重要なのは、口の中を悪くするプラークが存在するからです。これから生涯にわたる衛生士によるメンテナンスを行っていきます。

2014/04/19

術後の写真

上部構造がすべてかぶりました

咬み込みが深かったですが、全体的に高さを高くしたため、理想的な高さになりました

  

奥の部分も義歯やインプラントという方法もありますが、患者さんが要求されませんでした。

  

残っている天然歯で充分機能しますし、咬むのにはなんら問題はありません。今後は2〜3ヶ月に1度のメンテナンスを行い、長期にわたり、上部構造そして歯周組織を維持していきます

2014/04/18

上顎前歯の治療

左右の上顎臼歯のかぶせものが終了しました。上顎の前歯の修復です。セラミックで仕上げていきます

  

歯茎がどどーと見えるタイプの方ではありません

綺麗にできあがり、患者さんも満足されています

2014/04/17

上顎の治療

右上から治していきます。セラミックブリッジです。

  

上顎は3つのパートに分けて作成していきます。次回は左の臼歯部です

2014/04/16

下顎の治療

久々ですが、・・・あー忙しい。とにかく時間がない・・・

さて、上下顎、仮歯がはいりました。下顎から最終の補綴物を作成していきます

  

作業模型と補綴物です。左右の下顎をセットしたあとで、上顎に移っていきます